小難しいFXトレード手法「ハーモニックパターン」を5分でマスターできるように解説【MT4でも使いこなせます】

こんにちは!

脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。

ハーモニックパターンは非常に高勝率として知られているチャートパターンです。

しかし

「何だかよく分からない」「難しい」「覚えるのが面倒くさい」

という方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では

  • ハーモニックパターンって何?
  • ハーモニックパターンってどうやって使うの?
  • MT4でも使えるの?

こうした疑問を解消し、ハーモニックパターンを知らない方でも5分でマスターできるように解説します。

ハーモニックパターンを覚えたい方はもちろん、新しいトレード手法を探している方がいましたら、まずはこの記事を読んでみてください。

この記事を読むことによって、簡単に高勝率なハーモニックパターンを使いこなせるようになります。

目次

DMM FX

ハーモニックパターンとは何ぞや?

上の図のようなパターンを見たことはありませんか?

これがハーモニックパターンなのですが、何だか小難しいですよね。

そこでまずは「ハーモニックパターン」が何なのか説明します。

基本はトレンドフォロー

例えば上のチャートを見ていた時に、Aの下降を見て「戻り売りしたい!」と思ったとしたら

ここで売りましょう。

というのがハーモニックパターンの使い方です。

ではこの地点をどうやって導き出すのか?

というと

「フィボナッチ・リトレースメント」を使えば簡単に導き出すことが可能です。

先に設定しておきたいフィボナッチ・リトレースメントのパラメータ

ハーモニックパターンではパターン推測に「フィボナッチ・リトレースメント」を使います。

MT4を使っていることを前提に話を進めると

「フィボナッチ・リトレースメント」→メニューバー「挿入」→「オブジェクト」→「フィボナッチ係数」

から選択できます。

次に、デフォルトで設定されているリトレース値に、いくつかパラメータを追加する必要があります。

次のパラメータとなるように設定してください。

フィボナッチ・リトレースメントの設定値
  • 38.2%
  • 50.0%
  • 61.8%
  • 78.6%
  • 88.6%
  • 100%
  • 127.2%
  • 138.2%
  • 161.8%
  • 261.8%
  • 361.8%

少し面倒くさいですが、頑張るのはここだけです。

これは設定例です。

追加ボタンを押してパラメータを増やした後に「レベル」に比率を、詳細に表示されるパラメータ値を入力します。

例えば127.2%を追加したい場合には「レベル」に「1.272」、「詳細」に「127.2」と入力すれば、127.2%のリトレースラインが追加されます。

ちなみに「フィボナッチ・リトレースメント」の100%以下を「リトレース(戻り)」、100%以上を「エクステンション(延長)」と言います。

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早速ハーモニックパターンを使ってみよう

では実際にフィボナッチ・リトレースメントを使ってハーモニックパターンを見てみましょう。

フィボナッチ・リトレースメントの使い方は

下降に対しては、高値から安値にかけて引いていきます。

すると下降に対するリトレース(戻り)のフィボナッチ比率がラインとして現れます。

ハーモニックパターンは、この下降が始まった高値を「X」、安値を「A」とし、そこから「B」「C」を辿って最終地点「D」を求めるので「XABCDパターン」とも呼ばれています。

最終地点となる「D」の求め方は、パターンによって分かれており、パターン図にはフィボナッチ比率が現れています。

ですがパターンを覚えるのは大変ですので、すごく簡単な使い方をご紹介します。

すごく簡単な使い方

前提として、ハーモニックパターンには非常にたくさんの種類が存在しますが、ここではあくまでもベーシックパターンとなる

  • ガートレー
  • バット
  • クラブ
  • バタフライ

この4種類に絞って解説します。

①XAのリトレースABを計る

先述した通り、フィボナッチ・リトレースメントは最高値「X」から「A」にかけて引きます。

そして「B」がフィボナッチ・リトレースメントで何%となっているのかを確認します。(XAに対する戻りの比率)

ここでのルールは次の通りです。

XAリトレース「AB」
  • AB=「38.2%」~「50%」→「バット」or「クラブ」
  • AB=「61.8%」→「ガートレー」or「クラブ」
  • AB=「78.6%」→「バタフライ」確定

② XAのリトレースADを推測

4種類のパターンの中から、ある程度絞り込めたら、最終地点Dがどこになるのか大体想定できるようになります。

ポイントは、XAの下降に対して、ABCDをひとつのリトレース(戻り)「AD」として見ていくことです。

ここでのルールは次の通りです。

XAリトレース「AD」
  • ガートレー→XAのリトレース「78.6%」
  • バット→XAのリトレース→「88.6%」
  • クラブ→XAのリトレース「161.8%」
  • バタフライ→XAのリトレース「127.2%」~「161.8%」

パターンと照らし合わせると「D」が浮かび上がります。

お気付きかもしれませんが、クラブとバタフライは最高値「X」を越えた地点にあります。

バタフライは手順①で確定させることができますが、厄介なのはクラブです。

クラブは「ガートレー」「バット」が失敗した後に作られるという点に注意です。

③ABのリトレースBCを確認する

最終地点「D」が想定できたらエントリーの準備をする前に確認しておくことがあります。

それがABに対するリトレースBCです。

AからBにかけてフィボナッチ・リトレースメントを引き、リトレースBCが何%になっているのかを確認します。

ここでのルールは次の通りです。

ABリトレース「BC」
  • 全パターン共通→「38.2%」~「88.6%」

この条件を満たしていなければ、ハーモニックパターンではありません。

つまりダブルボトム(100%リトレース)だった場合はダメです。

ハーモニックパターンを使う場合は、この条件が満たされているか確認したうえで最終地点「D」を推測します。

「D」が推測できたらあとはエントリーするのみです。

④バタフライのみ!BCのエクステンションを計る

バタフライは「XAB」の時点でパターンが確定しますが、最終地点「D」を探す時に少し難しくなります。

それは「D」がXAに対して「127.2%」~「161.8%」と流動的だからです。

そのためBCのエクステンションと合わせて合致するポイントを絞り込むことで精度を高めます。

バタフライのBCエクステンションは「161.8%」~「261.8%」というルールがありますので、これを参考にします。

ちょっと難しいですよね。

次の図を見てください。

これはXAのリトレースABが「78.6%」となっているバタフライ確定パターンです。

この時点でDはXAのエクステンション「127.2%」~「161.8%」と想定できますが、値幅が広いです。

そこでBからCにかけてフィボナッチ・リトレースメントを引きます。

バタフライのBCエクステンションは「161.8%」~「261.8%」となりますので、XAのエクステンションと合致するポイントを見つけてエントリーする。

と複数のエクステンションを組み合わせて精度を上げていくことがコツです。

以上がハーモニックパターン4種類の使い分けとなります。

トルコリラ

ハーモニックパターン補足

トレーディングビューなら1発で出ます

このリトレースメントとエクステンションを1発で表示してくれるのが「Tradingvie」のチャートソフトです。

「XABCDパターン」の描画機能が付いているので、ハーモニックパターンを多用する方には便利かと思います。

とはいえ、リトレースメントとエクステンションの関係性が分からなければ使うのは少し難しいので、いずれにせよ覚えておくと便利です。

個々のパターン紹介は下の記事にて

以前、もっと詳しくハーモニックパターンの解説記事を書いておりますので、詳しく知りたい方はこちらもおすすめです。

利食い位置の考察なども解説しておりますが、基本的にはフィボナッチ・エクスパンション「61.8%」「100%」「138.2%」「161.8%」あたりがポピュラーです。

より詳しく知りたい方は下の記事も一緒に読んでみてくださいね。

まとめ

ハーモニックパターンは非常に高勝率!というだけでなくリスクリワード比に優れたトレード手法です。

そのため覚えておいて決して損はないと思います。

また、今回ご紹介したベーシックパターン以外にも、たくさんのパターンがありますので、気になった方は色々探してみるのも面白いかと思います。

特に名称が面白く「ホワイトスワン」や「シャーク」といったおしゃれなパターンも存在しています。

やっぱりFXはアートですね!

それではまたお会いしましょう!