
こんにちは!
脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。
2020年8月11日ニューヨーク市場ドル円相場のFXトレードの記録とエントリーの理由を解説します。
今回は「大衆心理の逆を取るコツ」について言及していますので、参考にしてみてください。
2020/8/11:ニューヨーク市場ドル円相場
このトレードは、リアルタイムで動画撮影していますので、こちらも是非ご覧ください。
続いて、トレードの詳しい解説を行います。

昨日のドル円相場は、買い目線で見ていました。
これには
- ドル安トレンドが調整基調にあること
- そもそも円買いは強くないこと
- 104円台から上昇してきていること
- 上昇値動きが強いこと(値動きの質)
という環境下にあるからです。
そんな中、直近では日足の移動平均線に抑えらていましたが

高値から反発の勢いが弱くなっていた昨日は、そろそろ上値を越えていくという兆しを感じていました。
そこで押し目を拾っていきたいのですが
押し目の底は、市場心理から逆算して見つけていくことが可能です。
これは下の記事にて詳しく解説しておりますが
2020年8月6日ニューヨーク市場ユーロドル相場のFXトレードの記録とエントリーの理由を解説します。今回は「チャートの先を読み押し目の底を見抜くコツ」について言及していますので、参考にしてみてください。
押し目の底とは「いま買わないと」と欲望で買いに動いた大衆投資家が「売りかも」と恐怖を感じて逃げ出す価格帯にあります。
そのため、重要となるのは値動きの経緯です。
イメージとしては「買いシグナルが出た後に飛び乗らず、売りシグナルが出たら買う」くらいの感覚が丁度良いです。
昨日のチャートでは、このように分析できます。

Aのエリアは、大衆投資家が飛び乗るポイントで、Bのエリアは、その大衆が「売りかも」と恐怖を感じるエリアです。
これにはいくつか理由があるため、複合的に見ていかなくてはなりませんが
- 始値を割り込んだ→日足が陰線ピンバーになった(反転シグナル)
- 直近安値を割り込んだ→ロスカットシグナル
- トレンドラインを割り込んだ→ロスカットシグナル
Bエリアではこんなことが起きています。
更により細かくみると

5分足チャートでは、移動平均線がレジスタンスとなって直近安値と下降チャネルラインをブレイクしています。
更に日足は陰線ピンバーです。
これだけ売りシグナルが出そろった中で
再び5分足の移動平均線から反発してきた時、上で買っていたら「怖く」なりませんか?
しかも割と勢いは強めです。
ということで、この感情をトリガーとしてようやく買いを入れます。

試し玉を入れながら、断続的にロングを入れました。
私の感覚では、移動平均線から綺麗に反発してくれた方が「嘘くさい」のでエントリーしやすいです。
また、仮にミスっても損切れば問題ありません。-5Pipsにもなりません。

こういったポイントは、本来はサポートラインだったりします。
このサポートラインで待ち構えている側としては、何も感じませんが、含み損の買いポジションを抱えている場合は別です。
本来はサポートラインなのに、含み損の買いポジションを抱えていると、恐怖にかられ売りたくなってしまう。
そんな矛盾したポイントこそが押し目の底になりがちです。
だからこそ、値動きの経緯を見ていくことが重要となります。
大衆投資家には安い価格で売って欲しいので、まずは「買わせ」にいくのです。
この順番が大事です。
「大衆心理の逆をすると勝てる」というのは、まさしくこのことを表しており、実際に大衆心理の逆を取れば勝てます。
ここまで考えてシナリオを立てておけば、Aエリアで売ることもありですね。

実は私はポジション数量を軽めにして売ってました。
ということで
動画で行ったトレードの解説でした。
動画映えのために早く利食い過ぎてしいましたが
その後の展開としては、強く伸びていってしまいました。
現在エリオット波動第3波の中にありますので、追随買いは積極的に行う予定です。
それではまたお会いしましょう!