
こんにちは!
脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。
2020年7月31日ロンドン市場~ニューヨーク市場ドル円相場のFXトレードの記録とエントリーの理由を解説します。
今回は「底値買いをするコツ」について言及していますので、参考にしてみてください。
2020/7/31:ロンドン市場~ニューヨーク市場ドル円相場

今週のドル円相場は、3月安値を割り込んで105.00を下抜けました。
これはドル円の下げ幅について考察した際に、動画で詳しく説明しているのですが
2020年7月11日(7月第2週)におけるドル円相場の今週と来週以降の見通しについて動画で解説しています。今回は「市場心理をトレードに応用させるコツ」について言及していますので、参考にしてみてください。
104円台が買い場だろうと考えていました。
それは3月安値となっている「105.12」を割り込むからです。
この節目を割り込むことで、3月の上昇トレンドの中に積みあがった買いが全て売りに切り替わるため、一旦売りが出切ってしまう傾向があると予測できます。
また相関関係から分析すると、ドル安傾向ですが、ユーロなどの他通貨と比較すると「円高」はそれほど強くないという環境下にあるということと
金先物が史上最高値を付けたことからも、ドル安市場の過熱が見られます。
金価格、最高値更新し2000ドルの大台に接近
金の価格は過去最高値を更新し、1オンス当たり2000ドルの大台に接近している。新型コロナウイルスの世界的大流行による景気への悪影響やそれを反映したドル安、米中の対立激化を背景に安全な逃避先を求める資金が流入している。
基本的には、メディアなどで大きく報道されるほど過熱すると天井や底は近いです。
これはダウ理論でも論じられています。
とはいえ、まだまだドル安は続きそうですが
こうした市場心理からも、そろそろ調整の兆しは見られ、弱い通貨ほど、強く反発する可能性も考えられます。

こうした理由から、105.00を割れるまではショート、105.00割れを見せた一昨日29日からはロングという戦略を取っていました。
具体的なエントリータイミングには、私がいつも使っている「勝率80%」の鉄板トレード手法です。
ところが
予想を翻し、本日30日のアジア市場では、更に続落し下値を拡大させました。
ドル安の強さを印象付けられます。
一度、値頃感でロングしましたが、これがロスカットになっています。

再びトレードを行ったのは、市場が移りロンドン市場に入ってからです。
ドル円は一転して上昇を始めていました。
ここからは相場環境をベースとして、値動きに強い上昇が見られるため3回に渡りエントリーを行いました。
1回目は私がいつも使っている「勝率80%」の鉄板トレード手法によるもの、続く2回は値動きの勢いが強かったため、その流れに乗ったトレードです。
①L:104.61~TP:104.72/+11Pips
②L:104.85~TP:104.94/+9Pips
③L:105.71~TP:105.87/+16Pips
かなりいい感じにロングが取れたと思います。
打診買いはうまくいかない
本日のトレードを振り返ると、値頃感で入ったエントリーがロスカットになっていることが良い教訓と言えますが、やはり天井や底をピンポイントで掴むのは難しいです。
しかも大抵は多少の反発を見せても、ダブルボトムになったりレンジを作ったりと何度も押し返される傾向が高いです。
その間のポジションホールドはやはり辛いですし、そもそも下降中にある訳ですから、ロスカットになる確率も高いということが言えます。
こうしたことからも、底値買いのコツとしては、底値をピンポイントで狙いにいくよりも、しっかりとした上昇基調が現れてから、というのがおすすめです。
上昇基調が生まれた後に、買いを狙うからこそ、勝率を高められるのだと思います。
ということで、本日はこのようなトレードを行いました。
それではまたお会いしましょう!