FXの損切りと利益確定のシナリオから見る出口戦略とは

こんにちは!

脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。

FXではエントリーよりも出口戦略が重要です。

なぜなら収支は出口戦略で決まるからです。

想定した値動きと異なる場合にポジションを保有し続けることは損失を膨らませることに繋がり、また利益も極力伸ばせなければトータルの収支は上がりません。

そこで「出口戦略」として、損切りと利益確定のパターンをそれぞれをご紹介します。

FXで勝ち続けるために必ず役立つ知識です。

是非読んでみてくださいね!

目次

DMM FX

出口戦略とは

出口戦略とは「どのタイミングで決済するか」を決めたトレードルールのことです。

具体的には、トレードでは出口は次の2つのみです。

  • 損切り
  • 利益確定

        基本的にはエントリーを行った時点で出口を決めておく必要があり、この出口戦略を立てていないと一貫性のあるトレードとはなりません。

        利益確定はもちろん、特に損切りに関しては資金を守るためにも必ず守るべき重要なルールです。

        次に損切りと利益確定のパターンをそれぞれご紹介します。

        トルコリラ

        損切りの4つのパターン

        損切りとは、含み損となっているポジションを決済することです。

        損切りというと「損失」と考えてしまいがちですが、将来より大きな損失となる可能性を切り捨てることが損切りの本意です。

        これは資金を守るうえでも、非常に重要となります。

        損切りは相場の状態や自分のトレードルールを考慮して判断する必要がありますが

        基本的にはポジションを保有する根拠がなくなった価格を割り込んだ場合に損切りを判断することがセオリーとなります。

        損切りを判断するうえで、目安となるのは次のものがあります。

        1. 直近安値(高値)
        2. サポートライン/レジスタンスライン
        3. インジケーター
        4. 時間決済

              これらについて順を追ってご説明します。

              1.直近安値(高値)

              ダウ理論では押し安値(戻り高値)を割り込むことが「明確なトレンド転換シグナル」であると定義しています。

              トレンドフォローはトレンドが消滅することで優位性を失うため、押し安値(戻り高値)を割り込んだ場合には、ポジション保有の根拠がなくなったと判断することができます。

              2.サポートライン/レジスタンスライン

              サポートライン/レジスタンスラインは、そのラインが機能しているという前提でトレードを行います。

              そのためサポートライン/レジスタンスラインをブレイクした場合には、ポジション保有の根拠がなくなったと判断することができます。

              3.インジケーター

              インジケーターの売買シグナルを使ったトレード手法は多数あり、出口戦略もインジケーターによって異なりますが、中でも移動平均線を割り込んだ価格にストップを置いておく手法はポピュラーです。

              これは移動平均線が、市場の売買平均価格を表しているためです。

              4.時間決済

              一定期間の値動きが自分の想定と異なる場合に損切りを判断する方法です。

              想定の値動きと異なるポジションをいつまでも保有することはリスク要因となるため、ポジション保有時間を決めて撤退を視野に入れることも選択肢の一つです。

              【外為ジャパンFX】入金

              利益確定の4つのパターン

              利益確定は最も難しく、常に頭を悩ませるポイントです。

              利益確定を急ぎ過ぎたために大きな利益を狙いそびれることもあれば、利益確定を遅らせたがために最悪損失となってしまう場合も考えられます。

              そこで必要となるのが一貫性のある利益確定のルールです。

              利益確定の目安となるのは次のものがあります。

              1. 一定値幅
              2. トレンドの転換点
              3. 目標到達
              4. 時間決済

                    これらについて順を追ってご説明します。

                      1.一定値幅

                      予め決めておいた一定の値幅で利益を確定させる方法で、スキャルピングに向いています。

                      この方法は相場の状況を反映させない自己都合の利益確定となりがちですが「利食い千人力」という格言も存在するように、一定の値幅に到達したら早々に利益確定をしてしまうことも戦略の一つです。

                      利食い千人力とは「利食いには千人の味方にも匹敵するくらいの価値がある」という相場の格言です。

                      2.トレンドの転換点

                      この方法は「損小利大」を目指すトレンドフォロー向きの利益確定方法です。

                      「頭と尻尾はくれてやれ」という相場の格言がありますが、まさにそれを反映させたトレード手法と言えます。

                      トレンドの転換点は、次のものを目安に決めていきます。

                      1. ダウ理論
                      2. チャートパターン
                      3. インジケーター

                            2-1.ダウ理論

                            トレンドが消滅する押し安値(戻り高値)を割り込むまでは、ポジションを保有する方法です。

                            押し安値(戻り高値)をその都度引き上げることをトレール注文と言います。

                            2-2.チャートパターン

                            トレンドの反転を示す「ダブルトップ」「ヘッドアンドショルダーズ」などを始めとした「リバーサルパターン」の完成まではポジションを保有する方法です。


                            リバーサルパターンについては下の記事で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。

                            2-3.インジケーター

                            インジケーターがトレンドの転換点を示したポイントで利益確定を行う方法です。

                            買いの時には「売りシグナル」、売りの時には「買いシグナル」が出るまでポジションを保有します。

                            この利益確定方法には、次の売買シグナルが向いています。

                            • 移動平均線のゴールデンクロス/デッドクロス
                            • MACDのゴールデンクロス/デッドクロス
                            • 一目均衡表の好転/逆転
                            • オシレーターのダイバージェンス/コンバージェンス

                                  または単に移動平均線を割り込んだ場合に利益確定を行う方法もポピュラーです。

                                  3.目標到達

                                  予め明確な目標を決めておき、その価格で利益確定を行います。

                                  万能かつポピュラーですが、ある程度の相場観が必要となってくるため「裁量トレード」の力量が問われる利益確定方法でもあります。

                                  目標値は次のものを目安に決めていきます。

                                  1. サポートライン/レジスタンスライン
                                  2. 値幅論
                                  3. インジケーター

                                        3-1.サポートライン/レジスタンスライン

                                        明確なサポートライン/レジスタンスラインがある場合には、その価格帯を目標と見ることができます。

                                        また、明確なサポート/レジスタンスの判断が付かない場合には、次の価格帯がサポート/レジスタンスとなる可能性が高いことを押さえておきましょう。

                                        • 直近高値(安値)
                                        • 過去のレンジ帯など出来高が集まった価格帯
                                        • フィボナッチ・エクスパンション「100%」「138.2%」「161.8%」

                                              フィボナッチ・エクスパンションについては下の記事で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。

                                              3-2.値幅論

                                              値幅論とは、一目均衡表の理論の一つで「波動の推進値幅」を算出するための理論です。

                                              値幅論で使われている代表的な計算値は次の4種類があります。

                                              値幅論の代表的な計算値
                                              • N計算値【C+(B-A)】
                                              • E計算値【B+(B-A)】 
                                              • V計算値【B+(B-C)】 
                                              • NT計算値【C+(C-A)】

                                              この計算値は、リトレース(戻り)の比率に応じてフィボナッチ・エクスパンションで簡単に計ることが可能です。


                                              値幅論については下の記事で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。

                                              また「フィボナッチ比率」と「値幅論」はどちらも市場で注目されると考えられるため、重複している価格帯では強いサポート/レジスタンスになることが予想できます。

                                              それらを合算して算出したものが次の表になります。(目標値はフィボナッチ・エクスパンションの比率)

                                              リトレース 目標① 目標② 目標③
                                              23.8% 61.8% 100% 127.2%(138.2%)
                                              38.2% 71.8% (61.8%) 100% 138.2%
                                              50% 100% 138.2% 150%
                                              61.8% 100% 127.2%(138.2%) 161.8%
                                              78.6% 100% 138.2% 178.6% (161.8%)

                                              この表を使うことで簡単に「値幅論」と「フィボナッチ・エクスパンション」が示す強いサポート/レジスタンスを判断することが可能です。

                                              3-3.インジケーター

                                              インジケーターを目標設定に使う方法もポピュラーです。

                                              この方法では次のものが向いています。

                                              • ボリンジャーバンド±2σ~±3σ
                                              • オシレーターの「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」水準

                                                    4.時間決済

                                                    損切りと同様に利益確定にも時間決済は効果的です。

                                                    必ずしもトレンドの最終局面や目標値までポジションを保有する必要はありません。

                                                    相場が伸び悩んだ場合には、利益となっているうちに撤退することも戦略の一つです。

                                                    LINE証券 FX口座開設

                                                    出口戦略を使ったトレード戦略とは

                                                    FXでは優位性のあるトレード手法を繰り返し、トータルの収支をプラスにすることで資金を増やすことができます。

                                                    その戦略の一つとして「出口戦略」があり、これはトレードの収支を決める重要な要素です。

                                                    損失は可能な限り小さく、利益は可能な限り大きくすることが投資の基本であり、この「損小利大」を目指して出口戦略を立てていきましょう。

                                                    DMM FX

                                                    まとめ

                                                    今回ご紹介した「出口戦略」は、FXで勝つために絶対に押さえておきたい重要な相場のトレードルールです。

                                                    FXで勝ち続けるために、覚えておきましょう!

                                                    最後に簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

                                                    出口戦略まとめ
                                                    • 出口戦略は、損切りと利益確定の二つを決めたトレードルールのこと
                                                    • 出口戦略は、損失は可能な限り小さく、利益は可能な限り大きくすることを目指す

                                                    次の記事では「エントリー戦略」について詳しくご紹介していますので、下のリンクから是非ご覧ください。

                                                    それではまたお会いしましょう!