ストキャスティクスの使い方とストキャスティクスを使ったFXのトレード戦略とは

こんにちは!

脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。

ストキャスティクスはRSIと同じオシレーター系のインジケーターです。

RSIと異なる点として多数の明確な売買シグナルを持っているため使いやすさに利点があります。

そのため初心者にも扱いやすく、使い方によってはオシレーター系の中でも最も優れたテクニカル指標としてトレードチャンスを示してくれるかもしれません。

そこで「ストキャスティクス」の概要から使い方、売買シグナルまでを分かりやすく、実例と併せてご紹介します。

FXで勝ち続けるために必ず役立つ知識です。

是非読んでみてくださいね!

目次

DMM FX

ストキャスティクス概要

ストキャスティクスとは

ストキャスティクス

ストキャスティクスとは、米国のチャート分析家「ジョージ・レーン」が考案したテクニカル分析法の一つで、一定期間の高値と安値の値幅に対し、現在の価格水準を計ります。

RSIと同様に相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を判断するオシレーター系のインジケーターです。

ストキャスティクスがRSIと異なるポイントとしては、2本のラインによる明確な売買シグナルが発生する点にあります。

ストキャスティクスの基本線と種類

ストキャスティクスでは次の基本線が使われています。

  • %K
  • %D
  • Slow%D

        値動きの変化に対して「%K>%D>Slow%D」の順に反応し、この基本線の組み合わせによってストキャスティクスの種類が異なります。

        • ファースト・ストキャスティクス…「%K・%D」の組み合わせ
        • スロー・ストキャスティクス…「%K・Slow%D」の組み合わせ

                Slow%Dを使ったスロー・ストキャスティクスは騙しが少ないというメリットがあり、ストキャスティクスを使うトレーダーに好まれる傾向がありますが、売買シグナルが遅れるというデメリットも生じます。

                %K

                %Kは、設定期間内の安値から高値までを100%として、現在の価格が何%の水準にあるのかを示す基本線です。

                一般的なパラメータは「9」が使われていますが、「5」「14」が使われることもあります。

                %D

                %Dは%Kを移動平均し滑らかにした基本線です。

                ストキャスティクスの売買シグナルを発生させる重要な基本線となります。

                一般的なパラメータは「3」が使われています。

                Slow%Dライン

                Slow%Dラインは%Dをより長期的な数値に基づいて算出し、さらに滑らかにした基本線です。

                一般的なパラメータは「3」が使われています。

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                ストキャスティクスの見方と売買シグナルとは

                ストキャスティクスでは、%Dが20%以下で「売られ過ぎ」、80%以上で「買われ過ぎ」と判断します。

                • %Dまたは%Kが「20%以下」…買われ過ぎ
                • %Dまたは%Kが「80%以上」…売られ過ぎ

                      トルコリラ

                      ストキャスティクスの売買シグナル

                      ストキャスティクスを使った売買シグナルには次のものがあります。

                      ストキャスティクスの売買シグナル
                      • %Kと%D(Slow%D)のクロス
                      • ガービッジトップ/ボトム
                      • スパイクトップ/スパイクボトム

                      %Kと%D(Slow%D)のクロス

                      ストキャスティクスのメインとなる売買シグナルに、%Kと%D(Slow%D)のクロスによるものがあります。

                      • 買いシグナル…30%以下の水準で%Kが%D(Slow%D)を下から上抜けた時
                      • 売りシグナル…70%以上の水準で%Kが%D(Slow%D)を下抜けた時

                            この売買シグナルは、より売られ過ぎ「20%以下」水準、またはより買われ過ぎ「80%以上」水準で起きた場合には、更に信憑性の高い売買シグナルとして機能します。

                            ガービッジトップ/ボトム

                            ガービッジトップ/ボトムは、ストキャスティクスの精度を高めた売買シグナルとして開発者のジョージ・レーンが推奨する手法として知られています。

                            • 買いシグナル「ガービッジトップ」…30%以下の水準で、%Kが%D(Slow%D)を2度上回った時。
                            • 売りシグナル「ガービッジボトム」…70%以上の水準で%Kが%D(Slow%D)を2度下回った時。

                                    スパイクトップ/ボトム

                                    スパイクトップ/ボトムも開発者のジョージ・レーンが推奨する方法です。

                                    この売買シグナルでは、ストキャスティクスの評価水準として「85%」と「15%」を使用します。

                                    相場の天井/底を計る手法として知られています。

                                    • 買いシグナル「スパイクトップ」…%Dまたは%Kが15%以下の水準から15%を上抜けた時
                                    • 売りシグナル「スパイクボトム」…%Dまたは%Kが85%以上の水準から85%を下抜けた時

                                          このシグナルはローソク足の角度が鋭角的であるほど機能すると言われています。

                                          LINE証券 FX口座開設

                                          ストキャスティクスを使ったトレード戦略とは

                                          ガービッジボトムを使ったトレード例

                                          とある通貨ペア①日足チャート

                                          こちらは「とある通貨ペア①」日足チャートです。

                                          トレンドラインにサポートされて上昇した場面では、ガービッジボトムが発生しています。

                                          複数の買いの根拠が重なるポイントとなるため、短時間軸に切り替えてロングを狙ったトレード戦略を立てていきます。

                                          とある通貨ペア①1時間足チャート

                                          こちらは1時間足チャートです。

                                          フラッグ(レンジ)を作りブレイクしています。
                                          エントリータイミングは①②③がセオリーです。

                                          • ①フラッグブレイクを想定したレンジ内
                                          • ②フラッグブレイクしたタイミング(ブレイクアウト)
                                          • ③レジスタンスラインがサポートラインとして切り替わったタイミング(ロールリバーサル)

                                                  日足でガービッジボトムが発生したタイミングは、フラッグの最高値近辺の価格水準です。

                                                  日足の買いシグナルということもあり、最終的に上昇していますが、上昇までに急激な押しが発生しています。

                                                  売買シグナルだけに頼らずに、エントリータイミングを選んでいくことが重要です。

                                                  レンジ相場での逆張りトレード例

                                                  「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を示すストキャスティクスは、RSIと同様にレンジ相場での逆張りトレードに非常に向いています。

                                                  とある通貨ペア②日足チャート

                                                  こちらは「とある通貨ペア②」日足チャートです。

                                                  天井圏で方向感の無いレンジを作っています。

                                                  この時点ではロングを主体として、レンジ内のトレード戦略を立てていきます。

                                                  とある通貨ペア②4時間足チャート

                                                  こちらは4時間足チャートです。

                                                  安値を切り上げていますが、高値も抑えられており方向感のない状態です。

                                                  ダブルトップを作り下降してきた場面でもあるため、トレンドが切り替わった可能性も考慮して慎重にロングを狙うポイントを見極めます。

                                                  とある通貨ペア②1時間足チャート

                                                  こちらは1時間足チャートです。

                                                  ストキャスティクスでガービッジボトムが発生しています。

                                                  このレンジ内では、これまでに20%以下水準のガービッジボトムがなかったことが、このガービッジボトムの特殊性を表しています。

                                                  またガービッジボトムと同時にコンバージェンスが起きていることも併せると、信憑性の高い買いシグナルと考えられます。

                                                  とある通貨ペア②15分足チャート

                                                  こちらは15分足チャートです。

                                                  ヘッドアンドショルダーズボトムを作っています。
                                                  エントリータイミングは、①②③がセオリーです。

                                                  ミングは①②③がセオリーです。

                                                  • ①ヘッドアンドショルダーズと想定したショルダーラインでのロング
                                                  • ②ネックラインをブレイクしたタイミングのロング(ブレイクアウト)
                                                  • ③ネックラインがサポートラインに切り替わったタイミングのロング(ロールリバーサル)

                                                            15分足チャート安値近辺でも、同様にガービッジボトムが発生している点に注目です。

                                                            ストキャスティクスを使った利益確定タイミング例

                                                            オシレーター系インジケーターは、売買シグナルとしての使い方以外にも利益確定タイミングを見極める使い方があります。

                                                            とある通貨ペア③日足チャート

                                                            こちらは「とある通貨ペア③」日足チャートです。

                                                            四角で囲ったポイントでは、サポートラインをブレイクし方向性がはっきりした場面であるためショートを狙います。

                                                            とある通貨ペア③15分足チャート

                                                            こちらは15分足チャートです。

                                                            ディセンディング・トライアングルを作りブレイクしています。

                                                            このペナントブレイクを分析すると、ストキャスティクスで「売られ過ぎ水準」に到達した時に戻り生じ、「ガービッジボトム」が発生した時には強い戻りが生じています。

                                                            事前にオシレーターが示すポイントを目標と設定することで、効率的に利益確定ができたことが分かります。

                                                            こうした使い方は一例ですが、出口戦略としてオシレーターを利益確定に使う方法は効率的なトレード戦略と言えます。

                                                            DMM FX

                                                            まとめ

                                                            今回ご紹介した「ストキャスティクス」の使い方は、FXで勝つために絶対に押さえておきたい重要な相場のテクニカル分析法です。

                                                            FXで勝ち続けるために、覚えておきましょう!

                                                            最後に簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

                                                            ストキャスティクのまとめ
                                                            • ストキャスティクスの種類には、「%K・%D」を組み合わせたファースト・ストキャスティクスと「%K・Slow%D」を組み合わせスロー・ストキャスティクスがある。
                                                            • ストキャスティクの売買シグナルには次のものがある。
                                                              • %Kと%D(Slow%D)のクロス
                                                              • ガービッジトップ/ボトム
                                                              • スパイクトップ/ボトム

                                                            次の記事も重要なテクニカル指標の一つ「MACD」について詳しくご紹介していますので、下のリンクから是非ご覧ください。

                                                            それではまたお会いしましょう!