FXの重要な6種類のレンジパターンとトレード戦略とは

こんにちは!

脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。

相場ではレンジが大半を占めています。

そのためンジ相場を理解することは、相場をより深く理解することに繋がります。

またレンジトレードは非常に効率的な側面があるため、レンジを知ることで意外な利益のチャンスに気付けるかもしれません。

そこで「レンジ相場」の特徴と重要なパターン、トレード戦略について分かりやすくご紹介します。

FXで勝ち続けるために必ず役立つ知識です。

是非読んでみてくださいね!

目次

DMM FX

レンジ相場とは

レンジ(range)には範囲という意味があり、レンジ相場とは価格が一定の範囲内で行き来している相場です。

保ち合い相場、または横ばい相場とも呼ばれています。

方向感がなくトレンド相場とは正反対の性質を持っており、次のような特徴があります。

  • サポートラインとレジスタンスラインに支えられている
  • 最終的にレンジブレイクし、トレンドが発生する
  • 相場の大半を占め、特に材料難の時期には頻出する

    これらの性質を、それぞれ順を追ってご説明します。

    サポートラインとレジスタンスライン

    レンジ相場の安値を結ぶラインを「サポートライン」、高値を結ぶラインを「レジスタンスライン」と言います。

    サポートラインでは買い手が、レジスタンスラインでは売り手がそれぞれ控えているため、レンジ相場では価格が一定の水準に保たれています。

    • サポートライン(下値支持線)…その価格まで下がると買われる可能性が高く、それ以上価格が下がりにくい価格水準
    • レジスタンスライン(上値抵抗線)…サポートラインとは対照的に、その価格まで上昇すると売られる可能性が高く、それ以上価格が上がりにくい価格水準

    レンジ形成のメカニズム

    相場ではある程度価格が上昇すると

    • 利益を確定させる売り
    • トレンドの一服とみた新規参入売り
    • または押し目買いを狙った新規参入買い

      このように様々な思惑から売買が行われています。

      こうした相場の中では売買のバランスが均衡し、高値を更新できずレジスタンスラインとして認識され、安値もサポートラインとして注目されるため割らないといった状況が起こります。

      この売買の均衡がレンジを作り、レンジの形状はその時の売買バランスを表しています。

      レンジの中では、こうした売買から生まれるエネルギーが蓄積されていき、やがて再びトレンドを発生させる時に放出されていきます。

      言い換えれば、レンジは相場の中の休息期間とも言えます。

      レンジの形状

      レンジはその時のトレンドの局面や、市場心理を反映させて様々な形状をつくります。

      • ボックス
      • フラッグ
      • ペナント

        これらは代表的なレンジのパターンですが、この他にも覚えておきたいレンジのパターンがいくつもありますので、今回の記事で詳しくご紹介します。

        レンジブレイク

          レンジは最終的にブレイクしトレンドが発生します。

          一度発生したトレンドは、ボラティリティが落ち着くまで推進し、ボラティリティが落ち着くと再びレンジが作られていきます。

          相場ではこの一連の流れが繰り返されています。

          「ボラティリティ」とは価格変動の度合いを示したもので、トレンドが発生すると高くなり、低くなるとレンジが形成されていきます。

          レンジ相場の割合

          相場はレンジが大半

          「相場はレンジが7割、トレンドが3割」

          このように言われる通り相場におけるレンジの割合は高く

          • トレンドの出発点
          • 中間地点
          • 終点

              こうしたあらゆる局面でレンジは姿を現します。

              そのためトレードでは、レンジ相場の特徴やパターンを把握することが非常に重要となります。

                閑散期のレンジ

                レンジは相場は、売買を行うための材料に乏しい時期や、閑散期などには頻出します。

                こうした時期の相場は、ボラティリティも低くトレードには適しません。

                為替市場では、次の時期が閑散期と言われています。

                • クリスマス
                • 年末年始
                • 米国の祝日
                • 英国の祝日
                • 日本の祝日、GWなど

                また、東京時間を始めとするアジア市場の時間帯はレンジが多いという特徴もあります。

                トルコリラ

                レンジの重要な6種類のパターンとは

                次にレンジの重要な6種類のパターンをご紹介します。

                1.ボックスレンジ

                ボックスレンジ

                ボックスレンジは、サポート/レジスタンスラインがそれぞれ水平に引ける箱型のレンジです。

                特に閑散期には頻出します。

                最も典型的なレンジパターンであり、方向性がないことが特徴ですが、レンジの状態が長いほどブレイクした時のボラティリティが高まる傾向があります。

                2.フラッグ

                フラッグはサポートラインとレジスタンスラインが平行で傾きのある、旗(フラッグ)の形をしたレンジです。

                フラッグはトレンドの中間でよく見られ、価格がトレンドと反対方向に動きます。

                そのため押し目/戻り目となり、トレンド方向へブレイクすることの多いパターンです。

                3.ペナント(三角持ち合い)

                ペナントは三角形のレンジです。

                ペナントは三角持ち合い、トライアングルとも呼ばれています。

                高値が切り下がり、安値が切り上がる均衡型のレンジで、トレンドの中間でよく見られるパターンです。

                先端に近いタイミングで、通常はトレンド方向へブレイクします。

                ペナントは、その形状によりもいくつかの種類が存在します。

                3-1.アセンディング・トライアングル

                アセンディング・トライアングル

                アセンディング・トライアングルは、右肩上がりのサポートラインと水平なレジスタンスラインが引けるペナントです。

                安値が切り上がっていく買い圧力の強いレンジで、通常は上にブレイクします。

                強いレジスタンスラインを上抜ける際によく見られるパターンです。

                3-2.ディセンディング・トライアングル

                ディセンディング・トライアングル

                ディセンディング・トライアングルは、右肩下がりのレジスタンスラインと水平なサポートラインが引けるペナントです。

                アセンディング・トライアングルとは対照的に高値が切り下がっていく売り圧力の強いレンジです。

                そのため通常は下にブレイクします。

                強いサポートラインを下抜ける際によく見られるパターンです。

                4.ウェッジ

                ウェッジ

                ウェッジはトレンドの中間で価格がトレンドと反対方向に動くくさび形のレンジです。

                押し目/戻り目をつくり、トレンド方向へブレイクすることの多いパターンです。

                フラッグの性質を持ったペナントと言えます。

                5.ブロードニング

                ブロードニング

                ブロードニングは通常のペナントと逆の三角形をしたレンジです。

                逆ペナントとも呼ばれています。

                レンジでは通常出来高が減っていきますが、ブロードニングではパターンが作られるにしたがって出来高が増加していきます。

                強いトレンドの終盤などによく見られ、過熱した市場心理を表しています。

                6.ダイヤモンド・フォーメーション

                ダイヤモンド・フォーメーションは、ひし形をしたレンジです。

                トレンドの終点でよく見られるため、トレンドの転換を示すリバーサルパターンの一つとも言われます。

                ブロードニングを作り、相場のエネルギーが拡散しない状態のまま収束に向かうため、最終的に激しいブレイクと共にトレンドの反転が起きることの多いレンジパターンです。

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                レンジ相場のトレード戦略とは

                レンジ内の逆張りトレード戦略

                レンジ相場では、平均から乖離した価格がレンジ内に戻ろうとする「平均回帰性」を利用した逆張りが効果的なトレード戦略です。

                逆張りとは、相場の流れに対して反対売買を行うトレード手法です。

                サポートライン/レジスタンスラインを使った逆張りトレード戦略

                価格が明確なサポートラインとレジスタンスラインに支持されている場合、このラインを起点にエントリーを行います

                • ①レジスタンスラインからショート
                • ②サポートラインからロング

                  非常にシンプルですが効果的なトレード戦略となります。

                  レンジ相場はいずれブレイクするという特徴があるため、万が一ブレイクしてしまった時にはいつでも撤退できるスキルが求められます。
                  逆指値注文を出しておくことを身に付けておきましょう。

                  インジケーターを使った逆張りトレード戦略

                  レンジ相場でのトレード戦略として、オシレーター系のインジケーターを使ってエントリータイミングを計る方法もあります。

                  オシレーターは相場の「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標で、一定の値幅で推移しているレンジ相場とは相性の良いインジケーターです。

                  代表的なオシレーターには次のものがあります。

                  オシレーター系のインジケーター
                  • RSI
                  • ストキャスティクス
                  • MACD

                    例えばRSIでは、グラフが70%以上のゾーンに達すれば「買いシグナル」、30%以下のゾーンに達すれば「売りシグナル」と判断します。

                    RSI

                    上のチャートはレンジ相場でRSIを表示させたものですが、値動きとRSIのグラフに相関性が見られます。

                    サポート/レジスタンスがはっきりしないようなレンジでは、こうしたインジケーターの売買シグナルを使う方法が効果的です。


                    RSIの使い方や売買シグナルについては、下の記事で詳しくご紹介していますので、是非ご覧ください。

                    レンジブレイクとトレンドフォロー

                    レンジ内では逆張りが効果的なトレード戦略となりますが、レンジはいずれブレイクしトレンドが発生します。

                    レンジブレイクは、トレンドフォローを仕掛けるチャンスでもあります。

                    レンジブレイクのエントリータイミングとは

                    レンジブレイクのエントリータイミングは①②③がセオリーです。

                    • ①レンジブレイクを想定したレンジ内
                    • ②レンジブレイクしたタイミング(ブレイクアウト)
                    • レジスタンスラインがサポートラインに切り替わったタイミング(ロールリバーサル)

                      「ブレイクアウト」と「ロールリバーサル」は、どちらも王道の順張り手法です。

                      • ブレイクアウト…サポート/レジスタンスをブレイクした勢いに乗るトレード手法
                      • ロールリバーサル…ブレイクしたサポート/レジスタンスの役割が反転すること

                      レンジブレイクと騙し

                      レンジブレイクで注意しなくてならないのは騙しの存在です。

                      騙しとは、トレードの売買シグナルとは反対に相場が動くことを言います。

                      レンジブレイクでは、レンジ帯をブレイクしたあとに再びレンジ内に戻ってくるような値動きのことです。

                        騙しが起きると市場参加者の「ストップロス(損切り)」が生まれるため、当初ブレイクした方向とは逆側にブレイクしていくことも珍しくはありません。

                        騙しはレンジ相場に限らず、あらゆる局面に潜んでいます。
                        そのため想定外の値動きに対して対処できるスキルを培っておくことが重要となります。

                        【外為ジャパンFX】入金

                        まとめ

                        今回ご紹介した「レンジ相場」の内容は、FXで勝つために絶対に押さえておきたい重要な相場の基礎です。

                        レンジ相場の特性を生かしコツコツ利益を上げ、トレンドが発生したらトレンドフォローを仕掛けるといったように、相場環境を味方にしたトレード戦略を組み立てていきましょう!

                        最後に簡単にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

                        レンジ相場のまとめ
                        • レンジの特徴
                          • サポートラインとレジスタンスラインに支えられている
                          • 最終的にレンジブレイクしトレンドが発生する
                          • 相場の大半を占め、特に材料難の時期には頻出する
                        •  レンジの重要なパターン6種類
                          • ボックスレンジ
                          • フラッグ
                          • ペナント
                          • ウェッジ
                          • ブロードニング
                          • ダイヤモンド・フォーメーション
                        • レンジ相場のトレード戦略
                          • サポートライン/レジスタンスラインを使った逆張りトレード
                          • オシレーター系を使った逆張りトレード
                          • レンジブレイクからのトレンドフォロー
                        • レンジブレイクは騙しに注意

                          次の記事では、トレンド転換を示すチャートパターン「リバーサルパターン」について詳しくご紹介していますので、下のリンクから是非ご覧ください。

                          それではまたお会いしましょう!