
こんにちは!
脱サラ系FXトレーダーの”はぶ”です。
みなさんはパチスロ「ジャグラー」をご存知でしょうか。
私はかつてジャグラーシリーズを好む、いわゆる「ジャグリスト」だったのですが(年間収支は平均+200万円前後くらいです)
この「ジャグラーの勝ち方」というのが、「FXの勝ち方」と非常によく似ていると思いましたので、今回は記事にしてみました。
多少マニアックな内容も含まれていますが
いずれにせよ「勝つための本質的な思考」にフォーカスしていますので
この記事を読むことで、パチスロ「ジャグラー」を知らないという方でも、FXの勝ち方が掴めるはずです。
基本は「環境認識」と「強弱判断」と「押し目買い」

結論から言うと、FXもジャグラーも
基本的には
- 環境認識
- 強弱判断
- 押し目買い
ができれば勝てます。
なので
この3点について、少し深掘りしたいと思います。
環境認識
ジャグラーの王道的な勝ち方というものは
「ホールイベントへ行き高設定台を終日回す」
というものです。
分からない方に少し説明すると
パチスロには設定が6段階あり、設定6に近づくほど出率(期待収支)が高まるので、高設定を打つというのが基本戦略
ということになります。
ホールイベントは、基本的に客へ還元する確率が高いので高設定台が使われやすいです。
逆を言えば「平常営業日」には、良くて遊ばせる程度の設定しか使われていなかったり、最悪低設定しかない「回収日」ということも考えられます。
そのためホール選びと、日柄、イベントの信頼性などから立ち回りを変えていかなければなりません。
これはFXでも当てはまります。
仮に、買ったら誰でも勝てるというほどの「トレンド相場」という環境があれば、買ったら勝てます。
が、それも稀です。
そのため、常に相場の環境を考えてトレードしたりスルーしたりという立ち回りを考えていかなければなりません。
「イベントしか打たない!」という方ももちろんいます。同様に「トレンド相場だからトレードする!」というのも全然ありなのです。
強弱判断
ジャグラーは高設定を打つのが王道!
なのですが
設定を知ることができません。
そのため台の挙動を見たり、子役を数えて設定を推測する作業を行います。
何故かと言うと、設定によって強弱があるからです。
設定6だと思ったなら打ち切りたいのですが、厄介なことに
朝だけ挙動が良い。
ということもしょっちゅうで、夜になったら出玉が飲まれるなんてこともよく起こります。
そのため、出玉が出たとしても設定5以下だと思ったら大抵やめていました。
時間の無駄だからです。
そしてこれはFXでも当てはまります。
例えば
次のトレンド相場では買いたいと思いますか?

買いたいですよね?
では次のトレンド相場ではいかがでしょうか。

ちょっと面倒くさいですよね。
こうした相場の強弱を常に視野に入れることで利益率が変わってきますし、無駄な時間も減ります。
ファンダメンタルズ的な情報要因や、インジケーターといったテクニカル分析、値動きそのものやボラティリティからこうしたトレンドの強弱を計ることができます。
強い相場では強いなりの戦略を、弱い相場では弱いなりの戦略を取ることが必要となります。
押し目買い
ジャグラーは夕方からでも勝負することが可能です。
ジャグラーの勝ち方は高設定台を回すことが王道だから、高設定台は1日中空かないのでは?
という疑問があるかもしれませんが、ここがジャグラーの面白いところです。
極稀な「激強トレンド台」を除き、大抵は高設定であっても1日のうち1回は心が折れそうな展開があるのです。
これは本当に折れそうになります。
もしかすると低設定なのではないか?という気持ちにもなることもしばしば。
そのため終日打つと確信を持ったら「心が折れても突っ張らなければならない」というのが上級者たる判断となりますが
なかには勝ち逃げする方も多く、途中から追加投資をしながら頑張って高設定を追いかける方もいて
そういった方の心が折れる瞬間を見かけることもあるのですが
夕方の狙いは、そのような心が折れた後の台です。
大抵はすぐに当たります。
この辺は様々なメカニズムがあるので割愛しますが、FXでも同じです。
押し目の底で諦めたり、もしかすると売りか?なんて感じたりしませんか。
こうした市場心理を読みながら検証すると、どこが押し目の底なのか分かるのではないでしょうか?
ジャグラーにも手法がある

グランビルの法則
ジャグラーに関わらずパチスロというものは「完全抽選システム」となっています。
これはサイコロと同じで、何回振っても各出目が出る確率は一律です。
パチスロの場合は「65,536面体のサイコロ」なのですが、その中で当りや子役といった数に設定差が設けられています。
ジャグラーは単純なシステムで、大当たり確率に設定差があるのですが、回せば回すほど「大数の法則」が働き、大当たり確率は当然収束していきます。
そしてこれは「完全抽選」というシステム上、オカルトにあたるのですが
設定確率まで台の大当り確率が収束すると、当たりが出やすく更に連チャンが始まるので、そのタイミングの台を拾うという手法があります。
ただし基本的には、ある程度の試行回数がなければ効果がなかったり、本物の高設定じゃないと通用しなかったりします。
これを私は「ジャグラーのグランビル」と呼んでいましたが
本物のトレンド環境下であれば、移動平均線から再び強い上昇を見せる
そんなFXの手法と通ずるものがあるのではないでしょうか。
ジャグラースのキャルピング
ジャグラーにもスキャルピングがあります。
冒頭でお話しましたが、ジャグラーの王道は高設定台を回すことですが
明らかに高設定台がなかったり、空きそうにない場合には、スキャルピングでコツコツいくしかありません。
これは私が実際に使っていた手法ですが
大型連休の「超回収日」に低設定のジャグラーだけで約2,000枚のプラスを作った(超暇人)「低設定狙いスキャルピング術」をひとつご紹介します。
✔低設定の出方を知る
ジャグラーの低設定の大当たり確率は「1/150~1/180」くらいだと思いますが、実は1日のうちで確率の収束を見せるタイミングというものがあります。
それは大体「1/250~1/400」くらいの確率から多少当たって1/180になる。
という過程を経た収束の仕方です。
いわば「移動平均との乖離率が上がっている」タイミングです。
これも「グランビルの法則」ですね。オシレーター的にも〇です。
なので低設定と割り切って打つのであれば、これくらい確率の悪い台を選びます。
ちなみに「大ハマり台」は狙ったらダメです。
連チャンは、大ハマり後にワンクッション置いてくるものだと思ってください。
✔反作用の力を利用する
いかに下降相場であっても、反発する瞬間というものがあります。
そのひとつに、サポートラインを抜けようとして、できなかった局面で反発的に戻すという現象があります。
例えば、チャートで見ると次のような局面です。

抜けようとした力が、反作用によって反発上昇を見せています。
プライスアクション「フェイクセットアップ」です。
一度、直近で止められ、2回目のアタックということもポイントです。
これをジャグラーに応用させると、次のような履歴が低設定でも当たり、かつ連チャンが見込めるポイントとして浮かび上がります。

直近の大当たり履歴として、中ハマリ後に連チャンしていることから収束反発が近そうであるという点と、反作用の力が働く前回ハマリを越えた次の100回転数台というのがポイントです。
こうしたポイントは、割と心が折れるポイントだということもあり、よく捨てられていますので「即拾い」です。

ね?
光るんですよ。
ロスカットは次の100回転数台に入ったら。つまり投資は多くても3,000円程度ですね。
利食いはすぐに連チャンしなければ即ヤメ。
また連チャンしたら「0ゲームヤメ」をしていました。
あくまでも低設定と割り切って勝ち逃げすることがコツです。
まとめ
「ジャグラーの勝ち方」はこうして細かく見れば見るほど「FXの勝ち方」とよく似ています。
どちらもその時の環境や背景と実際の動きや状況から冷静に判断し勝ちパターンを決めていく。
ということが大きな共通点です。
ジャグラーで勝ちたい方も、FXで勝ちたい方も、是非参考にしてみてください。
それでは、またお会いしましょう!